透明だから目立ちにくい、気づかれにくいマウスピース型矯正装置
歯並びを改善したいけれど、装置が気になってなかなか一歩が踏み出せないとお悩みではありませんか?そんな方に向けて当院では透明に近いマウスピースを装着して歯を移動させていくマウスピース型矯正装置“インビザライン”による矯正治療を行っています。
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)の特徴
1. 透明で目立ちにくい
マウスピース型矯正装置(インビザライン)で使用する透明に近いマウスピースは、厚さわずか0.5mm以下で、周りの人に気付かれにくい治療を目指すことができます。
2. 痛みを感じにくい
歯の移動スピードが比較的速いワイヤー矯正と比べ、マウスピース矯正は一度に動かす歯の距離が0.25mm程度と小刻みで、段階的に治療するため痛みを感じにくいと言われています。
3. 取り外し自由!
いつも通りお食事や歯磨きができる
マウスピース型矯正装置は必要な時にいつでもご自身で取り外すことが可能で、矯正する前と同じようにお食事を楽しんだり、歯磨きをしていただくことができます。
4. 通院頻度を抑えられて続けやすい
月1~2回の調整が必要なワイヤー矯正と比較すると、マウスピース矯正の通院目安は2か月に1回程度。頻繁に通院することが難しい時でも治療を継続することができます。
5. リーズナブルな治療費
治療範囲によって異なりますが、ワイヤー矯正と比較してリーズナブルな料金で矯正治療をスタートすることができます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医療費控除の対象のため、収入に合わせた医療費控除を受けることができます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)ってどんな矯正治療?
アライナーと呼ばれるマウスピースを付け替えていくことで歯を動かしていく矯正治療法です。1枚のアライナーで移動する距離は0.25mm程度とごくわずかで痛みを感じにくく、部分的な矯正から全顎まで幅広い治療に適用することができます。
3D光学スキャナーによる
矯正治療シミュレーション
3D光学スキャナーiTero®による苦痛の少ない印象採得が可能で、事前に矯正治療の簡易シミュレーションをご覧いただくことができます。
独自開発の素材と3Dデザインで、精確な歯牙移動
歯牙移動の精確性を実現するため、アライナーの素材を独自開発し、高度なアルゴリズムでアライナーの形状を3Dデザイン&モデリングします。
歯茎に当たらない
アライナーデザイン
柔軟性がある医療用ポリウレタンで作製されたマウスピースは患者様それぞれのお口にぴったりフィット。歯と歯茎が接する部分がトリミングされていて、歯茎に当たらないようにデザインされています。
1997年から続く改良と、
豊富な治療実績
1997年から予測実現性の結果にこだわり、独自素材の開発・移動の精確性・アライナーのデザイン性の向上を重ね、世界各国で多くの治療実績がある製品です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)で
治療が期待できる主な症状
歯のガタツキ(叢生・八重歯)
歯が重なっていたり、デコボコとした歯並びの乱れが目立つ状態です。乱ぐい歯とも呼びます。
リスク
- 汚れが溜まりやすい
- 歯科疾患になりやすい
- 咀嚼効率が低くなる
- 唇が閉じにくいことがある
出っ歯(上顎前突)
上の歯が前にせり出している状態です。唇を閉じると顎に皺が寄る傾向があります。
リスク
- 噛みにくいことがある
- 歯科疾患になりやすい
- 前歯が乾燥しやすい
- 唇が閉じにくいことがある
受け口(反対咬合)
上の顎よりも下の顎が前に突き出ている状態です。
リスク
- 噛みにくいことがある
- 発音・滑舌に影響が出やすい
- 顎関節症のリスクがある
- お口が乾燥しやすい
開咬(オープンバイト)
奥歯を噛み合わせた時に前歯が噛み合わず、隙間ができてしまう状態です。
リスク
- 奥歯に負担がかかる
- 消化に負担がかかりやすい
- 食べ物が噛みにくい
- お口が乾燥しやすい
すきっ歯(空隙歯列)
顎が大きい、歯が小さいなどの理由から、歯と歯の間に隙間が大きく生じている状態です。
リスク
- 歯に物が挟まりやすい
- 発音や滑舌に影響が出やすい
深い噛み合わせ(過蓋咬合)
上の歯の噛み合わせが深く、下の歯がほとんど見えていない状態です。ディープバイトとも呼びます。
リスク
- 出っ歯を誘発することがある
- 顎関節症のリスクが高まる
- 粘膜を傷つけやすくなる
- 奥歯が摩耗しやすい
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の
メリット・デメリット
メリット
- 矯正装置が目立ちにくい
- ワイヤー矯正と比べて痛みを感じにくい
- ワイヤー矯正と比べて費用がリーズナブル
- 装置の取り外しが自由にできる
- 通院回数を抑えることができる
- 金属アレルギーの心配がない
- お食事や歯磨きがいつも通りできる
デメリット
- 適用できる範囲が限定されている
- 歯を抜いたり削ったりすることがある
- 装着のセルフコントロールが必要
治療の流れ
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療の流れをご紹介します
STEP.1 矯正相談
ヒアリングを行い矯正治療についての詳しいご説明を行います。3D光学スキャナー「iTero®」による歯牙印象の採得(歯の型取り)を行います。
型取りが苦手な方にもおすすめの
口腔内3Dスキャン“iTero®”とは?
歯牙の型取りは、直接お口に器具を入れてシリコンなどの印象材を使用して行うことが多いですが、痛みや不快感、嘔吐感を憶える方も多く患者様の負担になることも少なくありません。
iTero®なら、小型カメラでお口の中を撮影するだけでOK!
STEP.2 精密検査(レントゲン撮影・口腔内写真撮影)
より精密に口腔内の状態を把握して記録するために、デジタルレントゲン撮影と口腔内写真の撮影を行います。
STEP.3 クリンチェック(3D治療計画)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を提供するアライン・テクノロジー社が開発した3D治療計画ソフトを用いて治療計画を作成します。口腔内のスキャニングデータを元に3Dモデルを構築し、歯がどのように動いていくかの簡易シミュレーションや治療スケジュールなどをその場でご確認いただくことができます。
STEP.4 アライナー(マウスピース)の作製
作成された治療シミュレーションを元に、米国でアライナー(マウスピース)が作製されます(平均36~48個程度)。型取りから患者様のお手元に届くまで約1か月程度かかる見込みです。
STEP.5 アライナーの試適/お渡し
完成したマウスピースを装着していただきます。取り外しの練習や、使用方法、注意事項などを丁寧にご説明した後、マウスピースをお渡しいたします。
STEP.6 診察/アライナーの交換
1枚のマウスピースを2週間を目安に装着していただき、初期は1か月おき、慣れてきたら2か月おきの頻度で診察を行います。歯が問題なく移動していれば新しいマウスピースと交換を行います。
STEP.7 治療完了/保定
全てのアライナーを使用し、歯並びが改善された後は一定期間保定装置を使用して後戻りを予防します。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)を
ご利用になる方へ
未承認医療機器の使用について
1.未承認医薬品等であること
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、日本国薬事法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置です。
2.入手経路等
アメリカに患者様の写真やレントゲン、デジタルスキャンデータ等の資料を送付し、マウスピースが当院に届くようになっています。
3.国内の承認医薬品等の有無
これらの装置以外にも、国内でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)に似た装置があり、国内で薬事承認されているものもあります。日本で医療機器としての矯正装置と認められるものは、次の2点を満たしたものです。
・薬事承認されている材料を使用していること
・既製品の場合は、その装置が薬事承認されていること
※日本の国家試験に合格した歯科医師もしくは歯科技工士が製作した矯正装置の場合は、医療機器ではなく「歯科技工物」に該当します。
4.諸外国における安全性等に係る情報
現段階で、歯科矯正に伴う個別のリスク以外の重大な副作用の報告はありません。
5.医薬品副作用被害救済制度の対象外であること
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、薬機法未承認の矯正歯科装置のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
※当院では、厚生労働省が定める医療広告ガイドラインを遵守し、限定解除の要件を満たす情報を記載しています。患者様に正確かつ客観的な情報をお伝えすることを目的とし、適正なサイト運営に努めていきます。
透明に近く薄いマウスピースを使用した矯正治療は、周囲にも気付かれにくく、ご自身のストレスにもなりにくいのが特長です。歯並びについてのお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。