笑気

当クリニックでは笑気を用いて治療することができます。

歯科治療に強い恐怖心を持つ方、高血圧や心臓の病気の方、嘔吐反射の強い方など、笑気を使うと快適に治療を行うことができます。

 

全身麻酔や静脈内鎮静法とは異なり意識を失うことはありませんし、治療後は速やかに体内から笑気が排泄されるため、お車を運転して帰宅することも可能です。

 

眼の手術後の方やパニック障害の方など、一部使用できない方もいらっしゃいますが、そうでない場合は小学生くらいから安全に使用できます。

 

もともと丸っこい可愛らしい外層の装置ですが、目とリボンをつけたら、さらに可愛らしくなりました。

名前は、「笑気のしょうこちゃん」です。よろしくお願いします。

平成から令和へ

こんにちは。院長の横田です。

明日からゴールデンウィークのお休みなので、今日が平成最後の診療となりました。

皆様もそれぞれの平成であったことと思います。

私も、良いことも悪いことも含め、人生の序盤から中盤にかけての充実した時代を過ごすことができました。

そしてまもなく令和。どのような時代になるのでしょうか。

願わくば平和で災害の少ない時代であってほしいものです。

 

この連休は大好きな沖縄へ行ってきます。長崎大学時代の同級生に久しぶりに会えるので楽しみです。

また、新しいパソコンの設定をしたり、読めていない教科書に目を通そうと思っています。

顕微鏡

歯科用の顕微鏡をメーカーさんからお借りしています。

導入したいと考えているのですが、実際の使い心地や、どのように日常診療に取り入れていくかを考えなくてはなりません。

一応、日本顕微鏡歯科学会に所属して知識は得ているつもりですが、実際に使っていないので患者さんに使うには慣れが必要です。

しかし、歯の根の治療や手術、虫歯の治療など拡大した視野で治療できるメリットは計り知れません。

副院長と二人で、歯を磨き合ったりして練習しています。

でも、高いんだよなぁ・・・。

4周年

こんばんは。院長の横田です。

 

本日、当クリニックは4周年を迎えることができました。

患者の皆様、業者様、スタッフの皆様に心より御礼申し上げます。

歯科医学、歯科医療は奥が深く、もとより非才の身でありますから、到達点が未だに見えず煩悶の日々を過ごしております。

しかし、諦めず歩みを止めず前を向き、少しでも皆様と社会に貢献できるよう、今後も努力してまいります。

 

 

さて話はガラリと変わりますが、最近わたくし、髪を剃りました。ツルツルに。

 

もともと猫っ毛で癖っ毛で苦労していたのですが、加えて、徐々に生え際が後退しツムジ周囲が寂しくなってきました。残った髪にも白髪が目立つようになってきました。

診療後に帽子を取ると、かなり悲惨な状態になっていたのです。

それでもまだ大丈夫だろうと楽観視していましたが、家族と撮った写真で事態の深刻さを理解し、決断しました。

若い頃から、将来頭髪が深刻な事態に陥ったら剃ろうと決めていたので、ついにこの時が来たのかと感慨深いものがあります。

 

さすがに剃る時は勇気がいりましたが、剃ってみると爽快で、まるで新しい世界が開けた気分です。

頭を剃っていると、お坊さんか怖い人と思われがちですが、中身は変わらず街の歯医者さんですので、どうかご安心ください。

 

病理検査

よこた歯科・矯正歯科クリニックで病理検査ができるようになりました。

 

病理検査というのは、手術で取り除いた嚢胞や良性腫瘍、悪性腫瘍などの組織を顕微鏡で観察し、それが何なのかを病理組織学的に診断する検査です。顕微鏡で見て検査するのは、細胞診であれば臨床検査技師や病理医、組織診であれば病理医です。

 

我々臨床医が行う診断はあくまでも臨床症状から得られた情報に基づいたものです。一方、病理医の行う病理組織学的検査は、実際に組織や細胞を顕微鏡レベルで観察した結果に基づく確定診断です。

 

例をあげましょう。

口の中にできた癌は、臨床診断では「口腔癌」と診断されます。それが病理組織学的検査では、例えば「疣贅性癌」や「紡錘細胞癌」や「乳頭状扁平上皮癌」などの組織型まで診断されます。それぞれの型で悪性度が強いのか、転移しやすいのかなどふるまいが異なりますので、治療を進めるにあたって非常に有用な情報となるのです。

 

もちろん、当クリニックのような開業歯科医で癌などの悪性腫瘍の病理検査をすることはありません。

嚢胞や良性腫瘍の手術で得られた検体の確定診断や、口腔癌ではなさそうですが確信が持てない場合の細胞診、また、カンジダ症などの菌の検出などが主な目的となるでしょう。

 

なお、治療を目的とした検査はもちろん保険で行えますが、検診目的の検査(口腔癌検診など)には健康保険の適応はありませんのでご理解ください。

口腔内写真の管理

今日は口腔外科学会に出席してきました。旧知の先生にお会いして情報交換をしたり、大学や大病院でしかお目にかかれないような珍しい症例などを知ることができ、大変勉強になりました。

 

会場の一角に企業ブースがあり、そこに便利そうな口腔カメラがありました。

私の考えている医院の改革に役立ちそうでしたので、早速注文することにしました。

 

歯科診療では、口腔内の写真がとても重要です。

レントゲンやCT、MRIなどでも体の中の様子は観察できますが、歯科は幸いなことに肉眼で直接患部を見ることができます。

虫歯や歯周病はもちろん、粘膜にできた病変や手術中の様子なども実際に目で見ることができるので、それらをすぐに写真撮影し記録しておくことが可能です。

そうして撮りためた過去の写真と現在の状態を比較することで、自分が行った治療の結果を客観的に評価する一助となりますし、患者さんにとっても、模型や一般的な症例写真よりも、実際のご自身の写真で説明された方が実感として理解しやすいのではないかと思います。

カルテと並んで、口腔写真は歯科医院の財産なのです。

 

と、そのように考えて写真を撮ろうと思ってはいたのですが・・・。

カメラの設定や撮った写真の管理の煩雑さなどが障害となり、私の理想よりも写真を撮れておらず、病状を経時的に追うにしてもカルテの記載と簡単な図、私の記憶に頼っているという現実が非常にストレスになっていました。完全に私の怠慢で、大いに反省しております。

 

そこで、今までのカメラと画像管理ソフトを一新して、私だけでなくスタッフでも簡単に規格性のある口腔写真を撮影管理できるようなシステムを作ることにしました。

システムというと大げさですかね。要するに簡単に撮れるカメラと、操作が単純な画像管理ソフトに切り替えて、私やスタッフの写真撮影に対する心理的・時間的ハードルを低くするということです。面倒なことなく、パパッと写真を撮ってサッと管理できるということです。

 

楽しみです。

カブ

私は車やバイクが好きです。

ツーリングやドライブなどで乗るのも好きですが、眺めたり、カスタムするのも好きです。

 

今乗っているバイクは、リトルカブという、スーパーカブを小型化したような原付バイクを88ccに改造したバイクです。

スーパーカブ110という選択肢もありましたが、リトルカブは伝統的なスーパーカブの雰囲気を色濃く残している一台で、そのスタイリングが購入の決定打になりました。

しかし二段階右折や30km/h制限など原付一種には制限が多いのが弱点。

原付二種にしてしまえば、そのような制限はなくなります。ですから買ってすぐにエンジンをバラして排気量を大きくしました。

 

カブの良さは、こうして素人でも頑張ればカスタムが自分でできてしまうところにあると思います。排気量を大きくしたい、ツーリング仕様にしたい、ドレスアップしたいなどという様々な希望に沿ったパーツがほとんどの場合見つかります。

そして本で調べたりネットで調べたりすると、必ず方法やヒントが見つかります。

カブの愛好家は予想以上にたくさんいらっしゃいます。

 

さて、実は先日、もう一台カブを買いました。

クロスカブ110という、これまたスーパーカブの派生モデルで、オフロードバイクのような雰囲気のバイクです。発表された時から気になっており、買おうかどうしようか迷いに迷い、ついに我慢できずに買ってしまいました。

モデルチェンジで人気が出たのかバックオーダーでして、納車は7月ということです。

そんなに同じバイクばっかりあってどうすの? と妻からは冷たい視線を受けていますが・・・そうね・・・おっしゃる通りですね・・・。

だけどかっこいいんだもんなぁ。

 

エアコン清掃

今日は休診日を利用して医院のエアコン清掃をしてもらっています。

これからの季節、エアコンを使用する機会が激増すると思うので、今のうちに清掃しておくのです。

当医院は天井が高いし、業務用エアコンというのは複雑で、素人には手が出せません。依頼した業者さんはさすがプロ、テキパキと清掃作業を行っております。

 

そういえば家のエアコンの清掃をしていませんでした。帰ったら掃除しなきゃ。

千葉大歯口科同門会

今日は千葉大学医学部歯口科の同門会に出席してきました。

 

私は博士号も口腔外科認定医の資格も千葉大の医局にいる間に取得しました。研修医、その後の大学院、関連病院と、歯科医師になってからずっと千葉大歯口科にお世話になってきたことになります。

免許取りたてで右も左も分からない私を暖かく、厳しく育てて頂いた医局には大変感謝しています。

 

その千葉大歯口科の創立100周年の記念祝賀会が今日あったのです。

100周年ってすごいですよね。大正7年ですよ。

講演で同門会長の先生が仰っていましたが、まさに日本の歯科口腔外科の歴史そのものと言っていいと思います。

そういう歴史ある教室で臨床や研究をさせて頂いたんだなと思うと、ちょっと誇らしい気持ちになります。まあ、専門医を取得した同期や、国内外の大学や研究機関に赴任、留学している後輩の活躍を考えると、私など勉強不足で恥ずかしい限りなのですが・・・。

 

ともあれ、医局時代にお世話になった先生や先輩、後輩とも再会でき、とても懐かしい1日でした。

写真

私は仕事でも趣味でも写真を撮るのですが、最近、カメラシステムを一新し、口腔内写真のカメラをソニーのシステムに、趣味のカメラをキヤノンのシステムに変更しました。

共に従来はAPS-Cを使用していたのですが、ついに両者ともフルサイズ化です!

 

口腔内写真は、もともとそれなりに撮っていたのですが、歯科は実際に目で見て病変やその変化を確認できるという特徴がありますので、より積極的に写真を活用したいと考えています。

所見をカルテに記載する際も、言葉より図、図より写真の方がずっとわかりやすいですからね。レントゲンのように被爆することもありませんし。

ちなみに、矯正歯科のようにお顔の写真を撮影させて頂く場合はもちろん、撮影した全ての写真はセキュアな専用のハードディスクに二重に保存しています。

 

趣味の写真はというと、最近では子供たち専属のカメラマンと化しています。

本当はテーマを持って写真撮影をしたいと思っているのですが、なかなか時間が取れません。

カメラを替えたのを機に、少しずつでも撮っていこうと思います。

 

テーマはですね、これ、誰に話しても理解してもらえないんですが、空間や時間の境界線です。風景やスナップ、ポートレート等のジャンルにとらわれず、空間や時間の境界…家の内外、此岸と彼岸、早暁だったり夕さりだったり…そういう、境界のようなものを強く感じられる写真を撮りたい…と思っています。

はい、よくわからないですね。